１１年経過してどれだけ成長出来たのかは

正直自分では全く解りません。

しかし、会社経営する中で一つだけ分かったことがあります。

それはego（エゴ）と言うものの存在です。

egoという意味は現在では

ワガママの意味に想われていることが多そうですが

ルドルフ・シュタイナー曰く実はそうではないそうです。

egoというのは魂からの深い欲求のことだそうです。

私は幸いにも自然豊かな土地に生まれ育ち

美しい海と山に囲まれたその地を

子供の頃からまるで親のように慕いました。

そして、日本から遠く離れたインドヒマラヤで

あの日３１１を迎えた時

『これ以上地球に悪いことを私たちは続けるべきではない

自分でも何か出来ることをしよう。』そう強く思いました。

そして、この会社を設立する決意をしました。

自然の営みに無理なく参加しながら

人と人が相互に助け合いつつ生業を立てる。

ここで私の魂からの欲求が自分に露見しました。

そして、その欲求の下にこの会社を立ち上げました。

この思いは宇宙の彼方にある星を捕まえてみたいと思う程に

夢のような話しだとは分かっていますが

それでも私の魂はそうしなければ気が済まず

このegoの言うことを聞き(引きづられて？)行動しているのです。

いつ潰れてもおかしくないような

吹けば飛ぶような小さな小さな私の会社です。

リレーされながらバトンタッチされながら助けられ

超・低空飛行ではありますが

１１年もの間、なんとか存続することができました。

その恩に報いるのは『有難うございました』と

一人一人に言って回るよりも『より強い行動あるのみ』

そう思ってこれからもブレずに進むことをここに公言します。

多謝

2022年4月26日

合同会社　楠山

代表　吉水純子